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“おたより”

20171201

鎌倉フィールドワーク2017を実施しました

鎌倉文学館の庭

文学部日本語日本文学科中世文学ゼミでは、今年も恒例の鎌倉フィールドワークを実施しました。

鎌倉駅東口で集合し、幕府跡と言われる宇都宮辻子ずし御所の記念碑を見つつ、段葛だんかずらを通って、鶴岡八幡宮を訪れました。七五三参りや観光客であふれかえった境内でしたが、源頼朝の時代に思いを馳せつつ、見学、参拝しました。

その後、小町通りで昼食をとって、江ノ電に乗って由比ガ浜の鎌倉文学館を訪れました。「リスペクト」をテーマとした特別展を開催中で、皆熱心に鑑賞、高校の国語科教師をしているOGも、授業の参考になったと話していました。

文学館を出た後は、紅葉を楽しみながら、歩いて鎌倉大仏の高徳院へ。東関紀行の時代に思いを馳せながら、優しいお顔を見上げて、ゆったりとした時間を過ごしました。

OGの参加もあり、卒業論文や、就職活動のアドバイス、社会人としての経験などを語ってくれて、学年を超えた交流を深めることができました。こうしたゼミの縦のつながりも、本学日本語日本文学科の特徴だと思います。来年は、『伊勢物語』や源頼朝の史跡を辿って、隅田川や浅草もいいねと語り合っています。

文学部日本語日本文学科教授 谷知子

鎌倉文学館入り口

鎌倉文学館の庭

 

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