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“おたより”

20170706

本学客員教授小峯和明先生の公開授業

6月29日(木)、文学部日本語日本文学科客員教授である小峯和明先生ご担当の「説話の世界」を、公開授業として開講していただきました。当日は、履修生のほか、多くの学生や教員が集まり、授業を聴講させていただきました。

授業の内容は、「吉備大臣入唐絵巻」に出てくる「野馬台詩」を始発として、詩の予言的内容や注釈の歴史、絵巻の内容や錯簡の問題、さらには詩を書いた宝誌という僧をめぐる説話や図像のことなどを、日本にとどまらず、東アジアという観点から分析するもので、まさに幅広い視座から日本文学や日本文化のありようの一端をご教示いただきました。

学生たちも、ひとつの興味がさまざまな分野に広がりつつ深まっていく文学研究のおもしろさが実感できたのではないかと思います。

やっぱり、日本語日本文学研究はおもしろい!授業をうかがいながら、あらためてそのような思いを強くいたしました。

文学部日本語日本文学科教授 竹内正彦

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