01from ferris to you
“おたより”
20170120
1月に入り、日本語日本文学科の各ゼミでは卒業論文の発表・報告などが行われています。
日本語学の勝田ゼミでも発表会が行われました。2016年12月12日、13日が卒論提出日だったので、4年生はゆったり年末年始を過ごしながらも、口頭発表に備えて分量的には提出論文の1/3程度に凝縮した、メリハリの利いた発表資料を用意しなければなりません。
自分の研究がいかに面白いか、それが後輩の3年生に伝わるように、1人20分のプレゼンをします。1年次の「入門ゼミ」「基礎論文演習」から4年間かけて磨いてきたウデの見せどころです。
1年後期の「基礎ゼミ」から一貫して出身地の方言の研究をし続けた人もいれば、3年次の「日本語の文体と語法」(勝田担当)の発表内容を発展させた言語変化の研究もありました。国語教師を目指して、国語教育をテーマにした人もいます。
卒論は学業の締めですから、妥協・打算の無い、本当に”好き”なことを追究できるよう、アドバイスしてきました。力を出し切って、心残りなく社会人になれると思います。
卒業アルバム用の「授業シーン」撮影も済み、1月下旬の学期末試験が終ったら後は、山手のカイパー講堂でガウンを身にまとっての卒業式、みなとみらい地区での卒業パーティー(ドレスと袴は半々くらい)と華やかなイベントが待っています。
日本語日本文学科教授 勝田耕起