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“おたより”

20161020

あるがままのわたしたちを見つめて感謝する旅へ ~サマーキャンプ報告~

ワークショップの様子~『ひびわれ壺』の細部を見つめる

ワークショップの様子~『ひびわれ壺』の細部を見つめる

9月5日から7日にかけて、伊豆の天城山荘にて毎年恒例の宗教センター主催サマーキャンプが行われました。今回は、英語英米文学科の饒平名尚子教授を講師にお招きし、「あるがままのわたしたちを見つめて感謝する旅へ」というテーマで、主題講演をしていただきました。

プログラムは、まずアイスブレイクとして、ニックネームや自分の長所・短所を語り合う自己紹介を行い、その後、絵本『ひびわれ壺』をテキストとして、5回のワークショップを持ちました。ワークショップは感想や考えたことをシェアすることから始まり、話の中で疑問に思ったことについて話し合い、続いて、弱さが与えられていることの意味や、「ひびは本当にひびなのか?」といった、より深い話し合いへと移っていきました。最後に、マイナス点を「リフレーミング」する、「リソース」に目を向ける、といった用語が紹介され、これから私たちができることを考えてセッションは終了しました。

宗教センター主催のキャンプと聞くと、みなさん少しイメージしにくいかもしれませんが、日常を離れた自然の中でゆったりと時間を過ごし、他学科や他学年の学生たちや教職員の方々と交流できる、修学旅行や部活の合宿のようなイベントです。礼拝や講演、グループディスカッションでしっかり勉強しつつ、バーベキューや花火、浄蓮の滝への遠足など、遊びのプログラムもしっかりとってあり、毎年参加するヘビーなリピーターさんもたくさんいらっしゃいます。

旅行には、「いつもと違う場所にいると、いつもと違う脳の部位が働き始める」「アイデアと移動距離は比例する」といった効用がある、と聞いたことがありますが、学校や仕事などの日常生活からいったん距離を置き、心身ともにリセットする。それが気持ちいいから、「また来年も参加したい」と思うリピーターさんたちが多いのでしょう。

来年も引き続き行われる予定ですが、みなさまのご参加をスタッフ一同心待ちにしています!

宗教主任 相澤一

ワークショップの様子~『ひびわれ壺』の細部を見つめる

ワークショップの様子~『ひびわれ壺』の細部を見つめる

ワークショップの様子~リフレームしてみよう。リソースに気づこう。

ワークショップの様子~リフレームしてみよう。リソースに気づこう。

浄蓮の滝にて

浄蓮の滝にて

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