01from ferris to you
“おたより”
20160801
国際交流学部の学生たちによる団体「国際交流学会」は、7月8日に前期講演会を開催しました。
今回は、駐日ジブチ共和国大使である、アホメド・アライタ・アリ氏をお招きし、「TICADと日本の大学生の未来」というテーマでご講演いただきました。
みなさんの中にジブチ共和国を訪れたことのある方はいますか? 講演の冒頭で流されたビデオやアホメド大使のお話から、温暖な気候で、自然豊かで、海がとても綺麗なジブチ共和国のイメージが浮かび上がってきました。
TICADとは、アフリカの開発をテーマに、多くの国々や国際組織が対話する国際会議です。日本政府の呼びかけで始まり、最初の会議は1993年に東京で開かれました。その後、第4回と第5回の会議は横浜で開催されました。つまり、フェリス女学院大学がある横浜は、アフリカと関係の近い都市なのです。
また、ジブチ共和国はアフリカンフェスタを開催したり、アフリカの学生と横浜市の学生をつなげるホームステイプロジェクトを行ったりと、横浜市と深い交流があります。
ジブチ共和国をはじめアフリカ諸国には、知られざる魅力が詰まっており、「遠い」「危険」「貧しい」などといったステレオタイプな見方を改めるべく、アフリカについて学び続けて欲しいと、アホメド大使は私たちに訴えかけられました。
渡邉 萌子(国際交流学部2年)
和田 浩一(国際交流学部教授)