“おたより”

フェリス女学院大学には一般の方にも学びの場があることをご存知でしょうか。本学の教育・研究活動の成果を広く社会に還元する取り組みの1つとしてオープンカレッジを開講しており、現在500人以上が学んでいます。

今回はオープンカレッジから嬉しいご報告です。
本学非常勤講師・今井恵子先生ご指導の「短歌の表現と実作」を受講されている内田しず江さんの歌が、1月14日に皇居・宮殿にて開催される「歌会始の儀」の選歌になりました。国内外より18,962首寄せられた歌の中から、10首のみの入選です。当日は天皇・皇后両陛下もご臨席のなか、伝統的な形式で披講されます。

内田さんは2014年より講座を受講。心の一瞬の動きや時間の流れを巧みに表現できる短歌に魅了されたそうです。詠進歌に応募することを目標としていたものの、実際に宮内庁から電話があった時には信じられない気持ちだったとか。
お話を伺って、学び続けることのすばらしさをあらためて感じました。

※関連する記事が読売新聞（2016年1月6日）に掲載されました。

短歌実作講座の作品集。図書館にも所蔵しています。

受講風景