02interview
“わたしたち”
20151220
一期一会、日々感謝の気持ちを持つこと
航空会社の客室乗務員として国内線・国際線合わせて月に40便ほどフライト業務についています。
業務中は常に緊張感があり、またやることも意外に多く、長時間のフライトもあっという間に過ぎていきます。
仕事の魅力は1つのチームを組んで協力し合い、人を喜ばせることができるところ。人前で何かを表現するというのは学生時代からやり続けてきたダンスと通じていると思っています。
弊社に所属する客室乗務員は6000人以上いて、その日のフライトによってチーム編成が変わります。お客様だけでなく一緒に仕事をするクルーも一期一会となることもあるので、その出会いの瞬間をとても大切に相手に接するようにしています。また常に「選んで乗っていただいている」という感謝の気持ちを根本に持つことで、お客様に対する姿勢や言動が備わってくると思うのでそれを心がけるようにしています。
夢や希望ではなく実現していく力をもつこと
フェリスでの4年間は自分がやりたいことは何でも挑戦していました。もともと人と話すのが大好きで、コミュニケーションという言葉に引かれて選んだ学科での学びから、語学、留学、サークルにアルバイト、さらにダンスのインストラクターまで興味のあることはすべてやってみました。
学科の専門科目には興味ある授業がすごく多く、周りの友人はどれを履修すればいいのかと悩んでいる中で、私はあれも面白そう、これも…といった感じで自分の興味関心に合わせて計画的に授業を履修しました。また学部をまたいで受けた授業では自分の世界をどんどん広げていくことができました。
もともと大切にしていた、「何事にも感謝の気持ちを持つ」という心はフェリスでより一層育てていただいた気がします。この気持ちを持つことで目の前の人のために何が出来るのかということが自然とわかってきます。何に対しても思っているだけでなく、行動する勇気を持つことが大切だと気づかされました。
今の目標は「日本のおもてなしを世界に発信する」こと。語学はもちろん異文化コミュニケーションを大切にもっとグローバルに活躍できる人間になっていきたいです。