02interview
“わたしたち”
20151220
企画をゼロから組み立てる経験をする
フェリスのボランティアセンターで学生コーディネーターをしています。その活動を通じてNPO法人アクションポート横浜という団体を知り、とても興味をもったので自らインターン生としてエントリーをしました。
実際の活動では、入っていきなり学生対象の「エコツアー」という企画の責任者に任命されました。横浜市内のエコに関連する施設などをめぐるバスツアーで主に一般の大学生を対象とするツアーです。
企画メンバーは先輩ばかりで緊張しますし、「ゼロから企画を作る」という経験がそれまでなかったため、何から始めたら良いのかわかりませんでした。でもインターンの仲間、先輩や事務局長さんに助けてもらいながら、「学生メンバーそれぞれの思いをくみ取り、生かすこと」「ご協力いただく企業さまの意図を理解し、ツアーに組み込むこと」この両者の意図の交わるところに落ち着かせることが最も大切なことだと理解でき、実現できたと自負しています。またそこが一番苦労した点でもあります。
互いの信頼関係が築く活動の意味
ボランティア活動をするまではあまり「人に相談する」ということが得意ではありませんでした。しかし、多くの仲間と過ごす中で、「できないことは頼っても良いのだ」ということと、むしろ「みんなで協力した方が素晴らしいものができる」ということ、そして協力しあうことで生まれる信頼関係が活動においてはとても重要であると感じました。たとえば、リーダーという立場になっても決して、上からものをいうのではなく、同じ立場に立って、一緒に考え真摯に向き合う姿勢は信頼関係を築くことにもつながり、チームで最高のパフォーマンスをするためにはとても大切だということを学びました。
充実したボランティア科目やボランティアセンターでの有意義な時間に教育理念である「For Others」の精神を感じています。「For Others」の意味は深く、未だに理解できているとは言い難いですが、とても素直で素敵なことばです。みんなが他者のために、他者とともにあることができたら、とても幸せなことだと思います。