01from ferris to you
“おたより”
20151208
国際交流学部のカリキュラムでは、「国際的な視点で発想し、多彩なフィールドで活躍する」ことを目指して、2014年度からプログラム制を導入しています。学生は、自らの特性や志向に合わせて、国際交流の総合的知識を体系的に学ぶことができます。
プログラム選択で迷っている学生はもちろんのこと、1年次に履修した「研究入門」「基礎演習」「基幹科目」によって各自の学びたいテーマがはっきりしてきた学生も、より自分の目標・目的にあった履修が計画的にできるよう、プログラムコンダクターに相談することができます。
<各プログラムコンダクターと専門分野についての紹介(2015年度)>
「国際協力」
- 古内 洋平【国際政治学・アフリカ研究】国際平和を研究する気鋭の若手教員!
- 八幡 清文【経済学・国際政治経済学】温厚で優しい、この学部の重鎮です。
「文化交流」
- ヒガ, マルセーロ【ラテンアメリカ研究】スペイン語で「オラ!」と挨拶してね!
- 江上 幸子【中国文学・女性学】中国語をマスターし日中交流を深めましょう。
「人間環境」
- 齊藤 直【日本経済史・経営史】日本経済システムの課題をわかりやく解説!
- 佐藤 輝【地球環境問題・資源利用論】企業・海外とのエコ共同企画に奮闘中。
今回は、相談期間中の様子を紹介します。
グローバル化によって世界経済や貧富の格差がどうなっていくかを知りたいのですが、国際協力プログラムを選べばよいでしょうか?
教員:
それがよいでしょう。授業では「国際経済学」や「現代グローバル経済の発展」などを学ぶと、グローバル化のメリット、デメリット、検討課題が見えてくると思いますよ。
学生Bさん:
フランスの観光や文化について学びたいのですが、文化交流プログラムか、人間環境プログラムか、どちらがよろしいでしょうか? 将来、旅行業界で働きたいと思っています!
教員:
では、文化交流プログラムのほうが適切ですね。視野を広げる意味で「フランス現代史」や「ヨーロッパ文化論」の授業も、ぜひ履修してみてください。また、人間環境プログラムの「観光文化論」や「地域と食文化」も履修したらよいと思います。
学生Cさん:
ビジネスを通した環境・社会貢献についてこれからの可能性を考えたいのですが、どのプログラムがよいでしょうか?
教員:
では、人間環境プログラムで総合的に学ぶことができますよ。「地域ブランドの育て方」や「企業と社会貢献」といった授業は、将来の仕事でもきっと役立ちます。
ちなみに、各プログラムには定員はありません。全員が、希望するプログラムに所属できます。また、関心に応じて、自分の所属していないプログラムの授業を履修しても、卒業単位としてすべて加算されます。