01from ferris to you
“おたより”
20150304
フェリスでは、海外協定校から受け入れる交換留学生の宿舎として「国際学生交流会館」を設置しています。交換留学生の中には、日本に来るのが初めて、一人暮らしが初めてという学生もいるので、フェリス生がレジデント・アシスタントとして一緒に生活し、留学生の日常(生活)をサポートしています。この3月で任期を終えるレジデント・アシスタントに1年間の活動を振り返りつつ、インタビューしました。
Q.応募のきっかけは?
レジデント・アシスタントに応募したのは、大学生の時にしか出来ないことに挑戦したいと思ったからです。この1年間の活動では、留学生と本音で語り合える関係が作れました。
Q.毎日の生活や思い出に残っていることは?
日常生活で心がけていたことは、家族や仲の良いお友達と離れて暮らす留学生の話し相手になることです。夕食後2時間程度、留学生のために時間をとり、雑談したり、日本語の作文を添削したりしました。この1年で一番印象に残っているのは「ラヴジョイ彗星」をみんなで見たことです。1月上旬の深夜、会館の屋上で留学生と一緒に彗星が流れるのを待ち、流れ星に願いをかけました。
Q.大変だったこと、ありますか?
大変だったのは、生活スタイルや時間の感覚が違う留学生に共同生活のルールを教える時でした。「直ぐに」と言うと日本人なら30分以内には対応しますが、留学生は数時間と認識していることが分かり、具体的に時間を示す工夫をしました。一方では、留学生から「日本人はシャワーの利用時間が長い」と指摘を受け、海外では節水に対する意識が高いことを教えられました。
レジデント・アシスタントは留学生と共にする時間が長く、学生生活を送りながら、より身近に異文化を感じることができる貴重な経験となっています。
海外交流課