01from ferris to you

“おたより”

20130621

心の言葉の変換ツールとしての国文

6月21日、国文学会主催の新入生歓迎講演会を開催しました。
今回は『国文学』の編集に長年携わってこられた牧野十寸穂(ますほ)さんをお招きし「心の言葉の変換ツールとしての国文」というテーマで講義をしていただきました。

牧野さんの「国文とは何にでも置き換えることが出来るツールなんです」という言葉に、最初学生たちはその意味を理解することができませんでした。
しかし、「国文というのは、その時々の流行りなどによって時代とともに変化していきますが、根元は同じです。1つの文学を読み込めば、他のどの時代の文学でも理解することが出来るようになります。国文とは普遍的なものの見方を身につけることができる素晴らしい学問なのです」
という強いメッセージを聞き、学生たちの表情は大きく変化しました。
フェリスで日本文学を学んでいることを、改めて誇りであると実感できる講演会となったようです。

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